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今、取り入れたい「日常着」がズラリ Stradivarius

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今、取り入れたい「日常着」がズラリ Stradivarius

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ショップ正面では、明るいイエローとグリーンをフィーチャー。わくわくと胸が高まる色使いだ=2014年5月9日、千葉県船橋市(津川綾子撮影)  【Fashion Addict】

 旬のファッションアイテムをリーズナブル、かつ、速やかにコーディネートに投入するのに頼りになるファストファッションブランドが、また1つ日本上陸を果たした。スペイン発のブランド「stradivarius(ストラディバイリウス)」で、4月24日の「ららぽーと甲子園」(兵庫県西宮市)に続き、5月9日には「ららぽーとTOKYO-BAY」(千葉県船橋市)にオープン。どんなアイテム展開なのか。TOKYO-BAY店を訪ねた。

 「ザラ」と同じグループ

 アイボリー色を基調とした店内に入る。「ラ・ボエーム」(自由で奔放)をテーマに、天井から垂れるレトロなデザインのペンダントライトや、朽ちたような風合いを出した壁のデザインにより、アンティーク調の、落ち着いた空間。そこに、目移りするほどたくさんの洋服やアクセサリーが、所狭しと並べられている。

 「ストラディバリウス」は1994年にスペインのバルセロナ地方で誕生。99年に「ZARA(ザラ)」を展開するインディテックスグループの傘下に入った。

 インディテックスグループのブランドでは、すでにザラや「Bershka(ベルシュカ)」が日本に展開。では先行の2ブランドに対し、ストラディバリウスにはどんな特徴があるのか。

 オールマイティーに対応

 「フェミニンシックを基本に、20~35歳までの、ファッションを愛するすべての若い女性をターゲットに最新トレンドを取り入れたアイテムを展開しています」とストラディバリウスの朝倉都・ブランドマネージングディレクター。10~20代を主なターゲットに、アバンギャルドで軽快なデザインを中心としたベルシュカと、都会的で洗練されたスタイルで働く女性から根強い支持を集めるザラに対し、ストラディバリウスのアイテムは、フェミニンなものからスポーティーなものまで、あらゆるニーズにオールマイティーに対応する日常着といった印象。先鋭的になりすぎず、ほどよくトレンドを反映したデザインがそろう。

 そのため、洋服や小物のテイストは幅広く、色も豊富。今季春夏は、「ヤング&フレッシュ」がテーマだが、新鮮な印象のボタニカル(植物)柄から、女性らしい花柄、陽気で情熱的なトロピカル柄と、プリント柄もさまざま。また、レースをあしらったガーリーなトップスもあれば、クラッシュ加工を施した辛口のデニムパンツもある。色では、淡いパステルカラーを定番として、今季はホワイトやピンク、グリーン、レモンイエローなど、ぱっと明るい色のアイテムが充実していた。

 旬のアイテムでフレッシュに

 特にシャツやTシャツなど、装いがシンプルになる春夏にアクセントとして活躍するのが、ボリュームのあるネックレス。ストラディバリウスでは2000円前後で手に入る。今季注目のスポーティーな厚底スニーカーも、レースや花柄などフェミニンなモチーフのものがあり、旬をしっかり押さえたデザインが見つかる。

 ただし、こうしたアイテムもずっとあるとは限らない。ストラディバリウスはザラと同様、週に2回の商品入荷で、旬のアイテムが次々投入され、店頭に並ぶ洋服やアクセサリーはどんどん入れ替わっていくからだ。

 ストラディバリウスでリーズナブルに手に入れた旬のアイテムをコーディネートに投入すれば、去年の洋服もフレッシュな気持ちで着こなせるかもしれない。(津川綾子/SANKEI EXPRESS

 ■ストラディバリウス ららぽーとTOKYO-BAY 千葉県船橋市浜町2の1の1 ららぽーとTOKYO-BAY北館1階。(電)047・421・7727。午前10時~午後8時(月~木)。午前10時~午後9時(金、土、日、祝)

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