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【サッカー日本代表】若武者5人 「ゼロから始める」アギーレ色前面
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サッカー日本代表のメンバーを発表するハビエル・アギーレ監督。左は原博実(はら・ひろみ)専務理事=2014年8月28日、東京都文京区(桐山弘太撮影) ≪「質の高い23人」旬の選手こだわり≫
日本サッカー協会は8月28日、日本代表のハビエル・アギーレ新監督(55)の初陣となる9月の国際親善試合に臨むメンバー23人を発表した。ワールドカップ(W杯)ブラジル大会後の初戦は、5人が初選出となるなど独自色を打ち出した顔ぶれとなった。東京都内で会見したアギーレ監督は「ここから新しいステージが始まる。このプロジェクトに一丸となって臨みたい」と決意を表明。「ベストだと思う選手を選んだ。過去の代表経験などを基準にせずに選んでいく」と“新生ジャパン”をアピールした。
初選出は5人だが、過去に候補合宿などに呼ばれた林と柴崎は代表キャップ0。水本は5、田中と扇原も1と、国際Aマッチ出場5試合以下の選手が10人というフレッシュな顔ぶれ。最初のミーティングで、選手に「ゼロから始まる新しいプロジェクト」と伝えるというアギーレ監督らしい初選考となった。
「若手、ベテラン、初招集、Jリーグ、海外の区別はしない。私とスタッフが見て意見交換をした結果、(選ばれたのは)質の高い23人ということ」
先入観を排除し能力を評価。実績にとらわれず“旬”の選手にこだわった。
ブラジルW杯でも主力だった香川、将来性の高い原口を故障で呼べなくなるアクシデントはあったが、代わりに招集した皆川と武藤は伸び盛りのアタッカー。意外に思える選出は、他のJリーガーを刺激する効果も期待できる。
海外組については、試合感覚を重視してクラブでの定位置確保を優先させる考えもあるが、厳しい立場にある本田らも招集。就任時に「選手はプロ。長旅は障害にならない」と述べた通り特別な配慮はない。
「代表の一員であることや日本に対する誇りを感じなければいけない。私はボールを持っていないときに何をしているかを見ている。走らない選手は代表に呼ばない」
日本代表は9月5日に札幌市でウルグアイ、(9月)9日に横浜市でベネズエラと対戦する。新生代表のお披露目となる一戦に向け、アギーレ監督は「しっかりと戦って選手の力を把握し、(来年1月の)アジア杯で結果を残す」と力を込めた。
重要な選考基準に「闘争心」と「献身的なプレー」を挙げるアギーレ監督率いる代表は、いよいよ船出する。(奥山次郎/SANKEI EXPRESS)