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難しい役柄 豊かな人間性にひかれて エマニュエル・セニエ 映画「毛皮のヴィーナス」
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映画「毛皮のヴィーナス」(ロマン・ポランスキー監督)の撮影風景。12月20日公開(樂舎提供) 「毛皮のヴィーナス」でSっ気たっぷりの妖艶なワンダを熱演したのが、私生活でロマン・ポランスキー監督の愛妻でもあるエマニュエル・セニエ(48)だ。SANKEI EXPRESSのメール取材に「ずっと前から夫と一緒に仕事できる作品を探していました。夫の薦めで本作の演劇のシナリオを英語で読みました。ブロードウェーで大成功した演劇でした。最初、ワンダを演じることは自分にはとても難しいと思いましたが、役柄の豊かな人間性にひかれ、出演を決断しました」と、映画化の経緯を説明した。
まず、見る者は膨大なせりふの量に圧倒されるだろう。「映画の準備期間中、毎晩、舞台にも出演していました。進行中の舞台のせりふを覚えるのに相当消耗していて、残りの記憶メモリーが本当に足りなくなってしまいました。でも、監督は『絶対に覚えてくれ』と要求します。私は舞台の会場で空き時間を利用して、女性アシスタントに映画のせりふを繰り返し読んでもらい、それを聞いて私も後から繰り返しました。何とか覚えることができました」。セニエはその殺人的な舞台裏を披露した。
プロの仕事とはいえ、マチューとの息がピッタリでこれまた驚かされる。「彼はリハーサルでものすごく協力的に接してくれました。役者というものは、エゴが顔をのぞかせ、共演者との間に確執が生まれることが往々にしてありますが、彼にはそれがありませんでした。ものすごく上手な人とテニスをしている感じだったんです。彼が映画監督であることも関係しているでしょう。いわゆる普通の役者に見られる馬鹿っぽさが少ないんですよ」(高橋天地(たかくに)/SANKEI EXPRESS)
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