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吸血動物と格闘、フグ賞味 ジョニー・デップ 映画「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」
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記者会見を突然キャンセルした翌日、仕切り直し会見に臨んだジョニー・デップ=2015年1月28日、東京都千代田区(ロイター) 顔は白塗り、頭に黒いカラスを載せることなど朝飯前。米人気俳優、ジョニー・デップ(51)は毎度、奇抜なファッションを披露して映画ファンを大いに楽しませてくれる。自ら製作も担った新作ミステリー「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」(デビッド・コープ監督)で演じたのは、ちょっと愛らしいちょび髭がトレードマークの美術商。かなりのナルシストで、また、贋作を「真作」といとも簡単に言いくるめてしまう実に胡散臭い人物だ。
原作は英小説家、キリル・ボンフィリオリ(1928~85年)の代表作「チャーリー・モルデカイ」。英オックスフォードでゴヤの幻の名画が何者かに盗まれた。英国諜報機関「MI5」のマートランド(ユアン・マクレガー)は、大学時代の恋敵でもある美術商のチャーリー・モルデカイ(デップ)の情報網を頼ることに…。モルテガイは最強の用心棒、ジョック(ポール・ベタニー)と絵画探しの大冒険へ出発するが…。
先日、作品のプロモーションで来日したデップは、東京都内で予定していた記者会見を「体調不良」を理由に突然キャンセルし、同じ日の夜に開催されたジャパンプレミアは1時間ほど遅刻した。やっとのことで婚約者のアンバー・ハード(28)と会場に姿を見せたかと思えば、これがまた拍子抜けするほど元気いっぱい。本当に「どこか体が悪いのではないか」と、大勢のファンをかえって心配させてしまうところがまた、いたずら好きそうなデップらしい。
翌日、仕切り直しの記者会見。デップは冒頭、詰めかけた報道陣に「昨日は大変申し訳なかった」と謝罪し、記者会見を取りやめた理由については「風邪というか、インフルエンザが完治していなかったみたいなんだ」と釈明した。続けざまに「本当の理由は、昨日の朝、ホテルでチュパカブラというメキシコの吸血動物に襲われちゃって、ずっと格闘していて…」とユーモアたっぷりに語りながらも、会見中に何度も「昨日記者会見に来ていただいた皆さんには本当に申し訳ないことをした」と謝罪の気持ちを口にした。
デップは「迷惑をかけた分も話したい」と会見時間の延長をスタッフと報道陣に申し出て、動向が注目された前日夜の過ごし方を披露した。「フィアンセと素晴らしいレストランでフグを食べたんだ。毒があると聞いたので、食べる前はちょっと怖かったけれど、こんなに素晴らしい日本食を食べたのは初めてだよ」。記者会見の最後には一転、神妙な表情となり、椅子から立ち上がって、「本当に申しわけなかった。日本人は優しくて温かい人ばかりだし、日本はいつも夢のような体験ができる場所だね。皆さん、また会いましょう」と感謝の気持ちを伝えた。2月6日、全国公開。(高橋天地(たかくに)/SANKEI EXPRESS)
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