明星大学所蔵の世界に誇る貴重書コレクション 教科書で見た あのリンカーン直筆署名入り「奴隷解放宣言書」など一堂に公開
更新≪蔵書90万冊、資料は4500点≫
アメリカの3偉人の貴重書コレクション展の会場となる資料図書館。昨年秋、それまでの明星大学の歴史や文化を紹介しながら、貴重書などの資産を広く公開する情報発信の基地としてリニューアルオープンした。
資料図書館は4階建てで、外観はキャンパス内のグランドデザインと合わせてアースカラーのタイルに変更。劇場の緞帳(どんちょう)をイメージした赤いエントランスアプローチやクリアガラスで仕切られた貴重書閲覧室などが設置され、アールデコ調の洗練された空間となった。
2階に正面玄関があり、大学の歴史や教育理念などを紹介する資料展示室やギャラリー、貴重書室など。3階は図書室、アートデザイン系資料閲覧室、東京リンカーンセンターなど。蔵書数は約90万冊で、貴重書などの資料数は約4500点にのぼる。
大橋学長は「貴重なコレクションを順次公開し、情報発信基地としての役割を果たしていきたい」と話している。(SANKEI EXPRESS)
