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【プロ野球】高橋由 一振りでチームの連敗止める

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【プロ野球】高橋由 一振りでチームの連敗止める

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七回、3ランを放ちベンチで迎えられる巨人・高橋由伸(よしのぶ)=2015年6月20日、東京都文京区・東京ドーム(共同)  プロ野球は20日、デーゲーム6試合が行われ、セ・リーグでは巨人が代打の高橋由の3ランなどで中日に7-1と快勝、連敗を4で止めた。

 ベテラン高橋由の一振りが停滞するチームの背中を押した。2-0の七回、高橋由が描いた放物線はファンの待つ左中間席に飛び込んだ。悠々とダイヤモンドを一周し「唯一、ゆっくり走れるのが本塁打。一番いい時間」と余韻に浸った。

 無死二、三塁の絶好機で同学年の井端に代わり打席に向かった。最低でも犠飛を打つ意識を持ちながら、田島の甘く入ったフォークボールを外野の最深部にはじき返した。「常に一振りで仕留められたらいいと思っている」と話すように、通算7本目の代打弾はリードを5点に広げる価値ある一発となった。

 チームは過去10試合に1勝9敗で4連敗中と苦しんでいた。そんな状況でも邪念なく自分の役割に専念できるのは経験豊富な18年目の強みだろう。準備を怠らずに先発、代打、時には打撃コーチの仕事もこなす。

 負ければ首位ながら勝率5割まで落ち込む屈辱を目前で免れた。原監督も「久しぶりに見事な打球」とねぎらった。高橋由は「新たな気持ちで挑むしかない」と浮かれることなく先の長い道のりを見据えた。

 一方、中日は、前夜に終盤の逆転劇を演じた打線は沈黙した。代打福田のソロ本塁打で辛うじて零敗を免れるのがやっとだった。谷繁監督は「相手投手を攻略しないと勝てないよ」と自嘲気味に話した。

 首位巨人との差は再び3.5ゲームに開き、気が付けば5位で最下位に並ぶ広島、ヤクルトとゲーム差なしの4位に追い込まれた。(SANKEI EXPRESS

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