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言葉の職人 かっこいい俳句に衝撃 「芸人と俳人」著者 又吉直樹さん×堀本裕樹さん

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言葉の職人 かっこいい俳句に衝撃 「芸人と俳人」著者 又吉直樹さん×堀本裕樹さん

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 又吉直樹さん(以下又吉) 僕はもともと自由律俳句をやっていて、定型句にも興味がありました。そのイベントで堀本さんの「詩へ螺旋階段のぼりつつ夜寒」という句に出合って、衝撃を受けた。風景も思い浮かぶし、言葉もかっこいいし…。『うわあ、すっごいなあ。ほんまに俳人っておるんや』って思いました。むき出しの俳人というか…。

 堀本 初めて聞きました、「むき出しの俳人」って言葉。「俳人」って書いたTシャツ着たくなる(笑)。

 又吉 僕、「真剣な人」って好きなんです。サッカーに例えると、オーバーヘッドとかを多用したろ、って思ってない。インサイドキックだけでもこんだけバリエーションあるんですよ、みたいな。小説の現代作家でも、近代文学とつながってる感じのする人が好きなんですね。その中で、新しいこともやろうとしている。堀本さんからも、そういう「ぶれなさ」を感じる。

 鑑賞力も必要

 ――又吉さんは、もともと「俳句」への恐怖感があったのでは

 又吉 なんでしょうね、ルールあるものが怖いんでしょうね。ノリではなんともならない。知っているはずの日本語なのに、こうも分からないのかと。俳句って、センスを超越した人だけができるもんやと思っていた。

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  • ふたりの実作俳句も収録。「間違いなく2年前は作れなかった」と又吉直樹さん(左)がいえば、「めちゃくちゃ優秀な生徒さんです」と“師匠”の堀本裕樹(ゆうき)さんもべたぼめだ=2015年6月8日(塩塚夢撮影)
  • 「芸人と俳人」(又吉直樹・堀本裕樹著/集英社、1300円+税、提供写真)

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