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【垣花正のハッピー日記】芥川賞 記者会見場と文筆家たちの雰囲気

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【垣花正のハッピー日記】芥川賞 記者会見場と文筆家たちの雰囲気

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芥川賞の受賞が決まり記念撮影に応じる又吉直樹さん=2015年7月16日午後、東京都千代田区の帝国ホテル(鴨川一也撮影)  又吉直樹さんの芥川賞受賞の瞬間をこの目でみようと私も記者会見場へ行ってました。着いたのは18時半過ぎ。会場にはすでに金びょうぶが設置され、最後尾にはカメラの砲列。記者席にはまだ余裕がありました。会見の取材は芸能系スポーツ系ともにいろいろ行きましたが文芸系は初めて。会場の雰囲気が違います。何が違うって、本を読んでいる記者ばかり。

 発表前の静けさは図書館に雰囲気が似てると感じました。空気が一変するのは、7時24分、女性が受賞作をホワイトバードに張り出したときからでした。「火花」の文字に歓声があがります。唐突にざわつきはじめる会場。より前で席を取ろうと立ちあがる記者に後ろのカメラマンたちが「おい、そんなところにいられたら映らねぇじゃねぇか」と怒号がとびます。文化系を体育会系が脅す構図がここにもありました。

 いよいよ芸能系の記者も増えはじめ、席が足りなくなり、あわてて立ち見席をつくろうと「左から3列の椅子を撤去します」と運営側が伝えるも、当然席を押さえていた記者たちからは文句がでて殺気立つ会場。

 会見がスタートしたのは9時をまわる頃でした。たくさんのフラッシュにぎこちない3人。記者からは笑顔やガッツポーズの催促。真ん中の又吉さんが両隣の羽田圭介さん(芥川賞受賞)、東山彰良さん(直木賞受賞)に「一緒にやりませんか」と小さな声をかけていたのが印象的。決してはしゃぐことなく、この瞬間の空気をも独自のアンテナですくい取ろうとしている三者三様の文筆家の雰囲気がとても印象的なのでした。(ニッポン放送アナウンサー 垣花正/SANKEI EXPRESS

 ■かきはな・ただし 1972年1月1日、沖縄県宮古島市生まれ。ニッポン放送アナウンサー。過去「ニュースわかんない」などのワイド番組を担当。現在オンエア中の「垣花正あなたとハッピー!」のホームページでも「垣花正のにっき」を更新しています。

 「垣花正あなたとハッピー!」(月~金曜、午前8:00~11:30)AM1242 ニッポン放送でオンエア中

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