ニュースカテゴリ:EX CONTENTS
スポーツ
【シンクロ】乾・三井組「銅」 リオ五輪へ高まる期待
更新
銅メダルを獲得した乾友紀子(右)、三井梨紗子組の演技=2015年7月26日、ロシア連邦タタールスタン共和国・カザニ(共同) 水泳の世界選手権第3日は26日、ロシアのカザニで行われ、シンクロナイズドスイミングのデュエット・テクニカルルーティン(TR)決勝で乾友紀子(井村シンクロク)、三井梨紗子(東京シンクロク)組が92.0079点で銅メダルを獲得し、日本勢として2007年以来4大会ぶりの表彰台に立った。12年ロンドン五輪覇者のナタリア・イーシェンコ、スベトラーナ・ロマシナ組(ロシア)が95.4672点で優勝した。新種目の混合デュエットTR決勝は、安部篤史(トゥリトネス水泳部)、足立夢実(ゆみ、国士舘シンクロク)組が82.3509点で5位だった。
ロシア、中国の国旗とともに掲げられた日の丸が復活を告げた。井村雅代ヘッドコーチ率いるシンクロナイズドスイミングの日本が、デュエットTRで常連だった表彰台に戻った。世界5番手から来年のリオデジャネイロ五輪でのメダル獲得へ、一気に期待を高め、乾は「言葉にならない。胸がいっぱい」と感極まった。
井村氏は昨年復帰した当初、選手が緊張をほぐすため、出番前に談笑していたことに驚いた。数々の修羅場をくぐり抜けてきた熱血指導者には信じられない光景。「あかん。プレッシャーなく試合に出るなんて厚かましい。心臓が飛び出るくらい緊張しなさい」と気構えを説き続けた。そして、低迷期しか知らない選手たちを長い日は1日11時間にも及ぶ猛練習で鍛え直した。
この日、乾は「今までにないくらい緊張した」中で力を出し切った。「どれだけ緊張しても体が勝手に動くくらい練習せい」と鍛え上げてきた井村氏は「感動しました」とうっすら涙を浮かべた。(共同/SANKEI EXPRESS)