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【競泳】渡部、0.01秒差でメダル逃す 「いいステップ」
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女子100メートル平泳ぎ決勝、4位でレースを終えた渡部香生子(わたなべ・かなこ)=2015年8月4日、ロシア連邦・タタールスタン共和国カザニ(共同) 水泳の世界選手権第12日は4日、ロシアのカザニで行われ、競泳女子100メートル平泳ぎの渡部香生子(わたなべ・かなこ、JSS立石)は1分6秒43で4位だった。3位とはわずか0秒01差で、200メートル個人メドレーの「銀」に続く今大会2つ目のメダルを惜しくも逃した。
残り25メートルを切り、4番手を泳ぐ渡部のギアがぐんぐん上がった。隣のアトキンソン(ジャマイカ)に猛然と迫り、ほぼ並んで最後のタッチ勝負。「追いついたかな」との期待は0秒01差で裏切られた。
今大会2つ目のメダルを期待された女子100メートル平泳ぎ決勝。思わず天を仰いだが「いいステップになった」と笑顔を見せ、世界の舞台で僅差の勝負を味わった高揚感に満ちあふれていた。
前半は、3位で折り返したアトキンソンから体一つ遅れて5番手で通過。ターン後も大きく先行されたが、ここから筋力、スタミナとも鍛えてきた成果を発揮し、迫力満点の追い上げを見せた。後半の50メートルは決勝を泳いだ8人で最速の34秒82。「後半はいい泳ぎができた」と合格点を付けた。
優勝したエフィモワ(ロシア)、五輪女王のメイルティテ(リトアニア)らパワフルな強敵がそろう100メートルは「メダルを取れるというイメージはできていなかった」と言う。表彰台に迫ったのは大きな収穫だ。
大健闘に「今まで0秒01差で負けるなんてことはなかった。いい経験ができた」。日本のエースがまた一つ、成長の糧を得た。
一方、男子100メートル背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)は53秒10で6位に終わった。(共同/SANKEI EXPRESS)