SankeiBiz for mobile

【高校野球】「東の横綱」東海大相模が躍動 主将・長倉3打点

記事詳細

【高校野球】「東の横綱」東海大相模が躍動 主将・長倉3打点

更新

 マウンドでは背番号11の吉田が躍動した。昨年の神奈川大会決勝で20奪三振をマークしたが「より勝つために球数を減らしたかった。三振は最低3球必要なので」と、打たせて取るスタイルに変えた。凡打の山を築き、九回1死で降板するまで要した球数は86。八回に1点を失ったが、4安打2奪三振は理想に近い投球だった。

 最後はプロ注目の左腕、小笠原が151キロを計測し、早朝から詰めかけた4万6000人の大観衆を沸かせて締めくくった。パワーのある打撃に加え、投手陣は左右の両輪が盤石。守備も無失策と隙は見当たらない。

 前回、全国制覇を果たしたのは昨年5月に他界した原貢氏が率いた1970年。45年ぶり2度目の日本一へ「東の横綱」が最高のスタートを切った。(SANKEI EXPRESS

 【全国高校野球選手権】(8月12日)

東海大相模(神奈川) 6-1 聖光学院(福 島)

遊 学 館(石 川) 5-3 九州学院(熊 本)

作新学院 (栃 木)10-6 上田西 (長 野)

中京大中京(愛 知) 7-3 鹿児島実(鹿児島)

ランキング