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人類が猛スピードで作り出す「第6次絶滅期」 環境破壊で「第4次」酷似

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人類が猛スピードで作り出す「第6次絶滅期」 環境破壊で「第4次」酷似

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 米科学系ニュースサイト、サイエンス・デイリーやAFP通信などによると、最初の大量絶滅期は、約4億4400万年前のオルドビス紀末に訪れ、三葉虫やサンゴ類など全生物種の85%が絶滅。2度目は約3億7400万年前のデボン紀後期で、海洋生物を中心に全生物の82%が滅んだ。3度目が約2億5100万年前のペルム紀末で、絶滅率は90%に達した。

 4度目は約2億年前の三畳紀末で、絶滅率は80%。そして、直近の絶滅期は約6600万年前の白亜紀末に起きた。1億5000万年の間、地球に君臨した恐竜が滅んだもので、小惑星の衝突が原因とされる。絶滅率は70%で比較的短期間に進行した。

 ダンヒル教授らは、例外的な5度目ではなく4度目の大量絶滅期に注目。三畳紀末からジュラ紀にかけて陸上に生息していたとされる恐竜を含む脊椎動物の化石の記録を詳細に調べた。

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