極悪ハッカーは米名門大生 闇サイトで遠隔操作アプリ販売
更新「技術」認められメンバーに
そんな彼の悪行が発覚したのは7月14日。米連邦捜査局(FBI)や欧州刑事警察機構(ユーロポール)、国家犯罪対策庁(NCA)など20カ国・計20の国際捜査機関が協力し、極悪ハッカーが集う会員制サイト「Darkode(ダーコード)」を一斉摘発したことだった。
翌7月15日付英紙ガーディアン(電子版)などによると、ダーコードは07年の開設以来、世界中のサイバー犯罪者がコンピューターウイルスなどのハッキングツールを売買したり、自分たちがハッキングで入手した他人の個人情報などを交換する場として機能。メンバーになるには高いハッキング技術を披露し、既存メンバーから実力を認められる必要があるといい、各国の捜査当局が目を付けていた。
摘発によってこのフォーラムは閉鎖され、約300人いるとされるメンバーのうち、英国、ドイツ、イスラエル、ルーマニアなど20カ国から計70人が逮捕されたが、米国人の逮捕者12人のうちのひとりがカルバートソン容疑者だった。
検察によると、彼は13年から、オランダ人ハッカーと共謀し、このサイトで、アンドロイド搭載のスマホを遠隔操作するためのウイルスを入れたスパイアプリ「Dendroid(デンドロイド)」をメンバーにはひとつ300ドル(約3万5800円)、メンバー以外には6万5000ドル(約777万円)で売りつけていた。
