【ラグビーW杯】「エリート支配の終わり」 世界驚嘆
更新「4年間のトレーニングの成果を感じた。80分間(体力が)落ちなかったのが勝因」。終了間際の逆転トライを、日本協会の薫田真広・W杯2019日本代表戦略室長はそう評価した。
約半年に及ぶラグビー漬けの毎日。その強化の日々を11年W杯で豪州を3位に導き現在トップリーグのパナソニックを率いるロビー・ディーンズ監督は「世界的にも極めて異例の準備」と舌を巻くほどだった。
準備を可能にしたのが日本を知り尽くしたジョーンズHCの存在だ。2003年W杯で母国・豪州を準優勝に導いた名将が本格的な指導者への道に入ったのは、1996年に就任した東海大コーチから。その目に日本代表は「体格やパワーで世界の強豪に見劣りするが、俊敏性や持久力では負けない」と映っていた。ならばどう強化するか。掲げたのが「ジャパンウエー」。ボール保持の時間を長くし、空いたスペースを見つけて攻め続ける攻撃ラグビーだ。

