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【国際政治経済学入門】中国 資本逃避で「爆買い」中止命令も

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【国際政治経済学入門】中国 資本逃避で「爆買い」中止命令も

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 資本逃避が加速するなら、通貨は暴落し預金保有者の対外購買力は大きく減るだろう。1997、8年のアジア通貨危機ではタイ、インドネシア、韓国などで通貨が暴落し、経済と国民生活は大混乱に陥った。しかし、通貨安で産業の競争力は急速に回復し、2、3年で経済活動は正常化した。

 中国はこの大調整プロセスを避けるため、外貨準備を取り崩して元を外為市場で買い支えている。グラフはそれを物語る。国内資金不足は海外からの借り入れで補っている。元の対ドル相場水準を維持しているから、中間層以上の旅行者が爆買いに励むという具合だ。しかし、すでに対外債務は外準を大きく超えている。八方ふさがりの習政権は突如、爆買いの中止命令を出すかもしれない。

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  • 東京・銀座の免税店に大型バスで乗り付け、買い物をする中国からの団体客=2015年2月19日、東京都中央区(宮川浩和撮影)

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