SankeiBiz for mobile

絶滅原因は「小惑星&火山」 相互に関連 米大発表「論争は終わり」

記事詳細

絶滅原因は「小惑星&火山」 相互に関連 米大発表「論争は終わり」

更新

 火山噴火説は、現在のインドが位置する場所で連続的に激しい火山噴火が起こり、地球を塵と有毒ガスで覆い尽くした結果、劇的な気候変動によって多くの生物種とともに恐竜も絶滅したとする説だ。噴火の時期は細かく特定されておらず、少なくとも小惑星の衝突とは「同じ時代ではない」とされてきた。

 また、今では信奉者はほとんどいなくなったが、大洪水説というのもある。月への隕石(いんせき)衝突によって、月と地球が異常に接近し、月の水分が地球の引力によって吸い上げられ、間断のない大雨をもたらして恐竜を含む多くの種が絶滅したとする説だ。

 5万年は「ほぼ同時」

 ポール・レニー教授(58)=地球惑星科学=が率いた研究チームは、これまでで最も精度の高い年代測定方法によって、小惑星の衝突が起きたのは6604万年前(誤差前後3万年)だったと特定。さらに、インド・ムンバイの東郊にある火成活動の痕跡「デカントラップ」の溶岩流を調査したところ、6604万年前から5万年後までの間に、溶岩の噴出量が加速度的に増えていたことが分かった。

ランキング