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こだわりからの解放 新たな創作のステージへ 「淺井裕介-絵の種 土の旅」

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こだわりからの解放 新たな創作のステージへ 「淺井裕介-絵の種 土の旅」

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 そのきっかけは、今年1~3月に出展したグループ展「未見の星座〈コンステレーション〉-つながり/発見のプラクティス」(東京都現代美術館)。高さ5メートル、幅50メートルにも及ぶ超大作を描き、消し去った。そして「もうこれ以上、消すという経験は必要ないんじゃないか」と感じたという。

 残す作品の一つは「ヤオヨロズサマ」。「泥絵で消えていった土の記憶のようなものを小さな小片に見いだした」という陶器の作品は、自然に限らず、人工物の中にも宿る「小さな臆病で力を持たないような神様たち」だ。

 淺井の自然に対する考えが変わった。神聖で、なかなか手の届かなかった自然は今、「仲良くなれる」存在に変化した。今回、人工の絵の具やのりを使っているのも「自然は気にするほど弱くはない。普通に使ってもいいと言ってくれていると感じたから」だ。

このニュースのフォト

  • 1階の泥絵「双子の鼠」=2015年9月25日、神奈川県足柄郡箱根町(原圭介撮影)
  • 製作中の淺井裕介さん=2015年9月25日、神奈川県足柄郡箱根町(原圭介撮影)
  • 中庭に展示された陶器作品「ヤオロズサマ」たち=2015年9月25日、神奈川県足柄郡箱根町(原圭介撮影)
  • 中2階「双子の鼠」などの展示。マスキングプラントの絵が中心=2015年9月25日、神奈川県足柄郡箱根町(原圭介撮影)
  • 泥絵を描くため持ち歩いている土のサンプル。ソウルや米テキサス州、沖縄などの土が並ぶ。色の違いに驚かされる=2015年9月25日、神奈川県足柄郡箱根町(原圭介撮影)
  • 1階に設けられた「アトリエ」。作品や影響を受けた本などが並ぶ=2015年9月25日、神奈川県足柄郡箱根町(原圭介撮影)

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