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謎めいた多神教への「入門編」 「古代エジプト美術の世界 魔術と神秘」

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 特別展「古代エジプト美術の世界 魔術と神秘」が、渋谷区立松濤美術館(東京都)で開かれている。注目度の高い黄金のマスクのような目玉の展示物はないが、ヒエログリフ(古代文字)、素材、色彩の3テーマに分けて遺物147点を展示。難解と思われがちな古代エジプトの文化を分かりやすく謎解きしていて、格好の「入門編」となっている。

 強さのシンボル

 展示物は、スイス・ジュネーブのガンドゥール美術財団が所有するエジプトの文化財約900点のうちから選ばれたもので、いずれも日本では初公開のものだ。

 第1章で取り上げているヒエログリフは、古代エジプトで用いられた文字。その性質は、意味を表す表意文字と音を表す表音文字に分けられる。そのうち24文字は、一種のアルファベットにもなっていて、現代では観光みやげに人名を描くのに使われている。

このニュースのフォト

  • 「前後を見分ける聖なる目のアミュレット」エジプト末期王朝(664~332BC、提供写真)。(C)Fondation_Gandur_pour_l’Art、Geneva,Switzerland.Photographer:Andre
  • 「呪文125のビネット、通称『死者の書』より」プトレマイオス王朝エジプト(305~30BC、提供写真)。(C)Fondation_Gandur_pour_l’Art,Geneva,Switzerland.Photographer:Ssdra_Poinetet

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