【米イージス艦南シナ海派遣】習主席の権威に傷 対抗措置手探り
更新「軍事衝突避けたい」
今後、中国海軍は付近を航行する米軍艦艇に接近したり、周辺海域で軍事演習を行う可能性がある。しかし、中国軍当局者は「軍事衝突に発展することを絶対に避けたい」と強調。そうなると、中国が具体的にとれる報復措置は米軍との軍事交流の中止など、それほど多くはない。
中国の外交関係者は「9月に中国海軍の艦艇が米アラスカ州沖のベーリング海に進出したように、中国軍が対抗措置として再び米国の領海に進入する可能性もある」と指摘する。
一方、北京では現在、共産党の重要会議、5中総会(26~29日)が開かれている。共産党の改革派と保守派が真っ向から対決する時期でもあり、反習派勢力が会議で主導権を握れば、南シナ海問題を含む執行部の外交方針に対する批判が噴出しかねない。(北京 矢板明夫/SANKEI EXPRESS)
