【北朝鮮核実験】「平和への脅威」 安保理、強く非難 日米主導で包囲網 制裁強化焦点に
更新韓国含め協力強化
首相は「安全保障上の重大な脅威だ」と強調。オバマ氏は「日本など同盟国の安全を守るためのあらゆる措置を取る」と述べた。この後、首相は参院本会議で日本独自の制裁強化を検討する考えを表明。韓国の朴槿恵大統領とも電話会談し、協力を申し合わせた。
オバマ氏との電話会談は日本側から申し入れ、約20分間行われた。
首相は核実験について、安保理決議への明白な違反で、核拡散防止条約(NPT)を中心とする核不拡散体制への重大な挑戦だとした上で「国際社会が断固とした対応を取ることが北朝鮮への強いメッセージとなり、さらなる挑発行為を防ぐためにも重要だ」と述べた。オバマ氏は「全面的に同意する」と応じた。
安保理での決議をめぐる協議で日米が主導的な役割を果たしていくことで一致。日米韓3カ国による安保分野での協力強化も申し合わせた。
日本独自の措置も
首相は参院本会議で制裁に関し「わが国独自の措置の検討を含め、断固たる対応を取る」と表明した。拉致問題への影響を考慮し、北朝鮮の出方や中国、韓国など関係国とも協議した上で判断する構えだ。
朴氏との会談でも、安保理対応で緊密に連携する方針で一致。国際社会による強い対応が必要だとの認識も共有した。
首相は「国際社会は強く非難すべきだ。安保理決議の採択を含め迅速に対応したい」と強調。朴氏は「安保理非常任理事国としての日本の役割に期待する」と応じた。
岸田文雄外相(58)も、ジョン・ケリー米国務長官(72)と電話会談。ケリー氏は「北朝鮮は自らの行動の対価を支払う必要がある」とした。(SANKEI EXPRESS)
