めでて楽しい食の歳時記 京柿
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「八坂の塔」をのぞむ好立地で“食の歳時記”が楽しめる和空間が「京柿」だ。「おやっ」と思わせるアイデアを凝らした料理や、丹精を込めた芸の細かい京料理の数々はきっと舌の肥えた食通たちのお腹も心も満たしてくれる。季節を映す料理に出会える喜びは京都散策の魅力であるに違いない。
昼に弁当、夜に会席
昼食メニューには手頃な弁当や会席を取りそろえる。「鴨川弁当」を選ぶと4品の料理が入った木箱や天ぷら、田楽と煮物椀が運ばれる。木箱の中身はマグロ、寒ブリなどを盛り合わせた新鮮な造りや酢の物だが、特筆すべきは、表面にウニを塗って焼いた堀川ゴボウ、カツオの風味が漂う八幡こんにゃく、ほんのりとした甘さがほどよいカニの金糸巻きなど、それぞれの持ち味を生かしたバリエーションが決して飽きさせないことだ。
もっちりとした食感の生麩の田楽には黄色い白みそ、緑色をした木の芽のみそ、茶色い赤みそが塗られ見た目にもカラフルで3パターンの味が楽しめる。煮物椀の正体はハマグリのすり身を貝殻に詰めて蒸したという真薯(しんじょ)で味わい深い。








