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人間と野生動物 共存の道を探る 映画「シーズンズ 2万年の地球旅行」 ジャック・クルーゾ監督インタビュー

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人間と野生動物 共存の道を探る 映画「シーズンズ 2万年の地球旅行」 ジャック・クルーゾ監督インタビュー

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 両者のバランス

 本作の制作は、人間と野生動物が共存・共生していくための道を探る試みでもあったという。「昔、人間は野生動物に対して直接的な捕獲者であったと同時に、野生動物の世界に大きな興味を示し、あこがれの気持ちすらも抱いていました。当時の人間が小鳥のさえずりに耳を傾け、観察していたのはそのためでしょう。両者のバランスがうまくとれていた時代といえます。このことこそ、私たちが本作で伝えたかったもう一つの大事なポイントです」。クルーゾ監督はこう指摘した上で、ある科学者の発言としてペラン監督がよく口にする言葉を紹介した。「人間しかいない世界ほど非人間的な世界はない」。1月15日、東京・TOHOシネマズ日劇ほか全国公開。(高橋天地(たかくに)、写真も/SANKEI EXPRESS

 ■JACQUES CLUZAUD 1953年3月19日、フランス生まれ。1979年、パリ第8大学映画科を卒業。フィクション映画、CM、特撮映像の監督などを経て、2001年「WATARIDORI」で共同監督を務めた。09年「オーシャンズ」では、脚本を共同執筆したほか、海中を撮影するための特殊技術の共同開発に携わり、セザール賞ドキュメンタリー賞を受賞した。

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  • 社会的な動物で、厳格な順位制が徹底されているオオカミ(P2提供)。(C)2015_Galatee_Films-Pathe_Production-France_2_CinEma-Pandora_Film-Invest_Image_3-Rhone-Alpes_Cinema-Winds-Pierre_et_Vacances
  • 駆動音を極力抑えた特製バギーで迫力ある映像を撮影することができた(P2提供)。(C)2015_Galatee_Films-Pathe_Production-France_2_CinEma-Pandora_Film-Invest_Image_3-Rhone-Alpes_Cinema-Winds-Pierre_et_Vacances
  • ウマは人間の乗り物へと驚異の進化を遂げた動物だ(P2提供)。(C)2015_Galatee_Films-Pathe_Production-France_2_CinEma-Pandora_Film-Invest_Image_3-Rhone-Alpes_Cinema-Winds-Pierre_et_Vacances
  • 極寒の地に適応したトナカイ。シカ類で唯一家畜となった動物だ(P2提供)。(C)2015_Galatee_Films-Pathe_Production-France_2_CinEma-Pandora_Film-Invest_Image_3-Rhone-Alpes_Cinema-Winds-Pierre_et_Vacances
  • 中型ネコ科動物で最強のハンター、オオヤマネコ。約8000年前に人間が貯蔵する食物をネズミから守るためにヤマネコを飼い慣らしたのが、イエネコの起源とされる(P2提供)。(C)2015_Galatee_Films-Pathe_Production-France_2_CinEma-Pandora_Film-Invest_Image_3-Rhone-Alpes_Cinema-Winds-Pierre_et_Vacances

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