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言葉にできない思い まなざしで語る 映画「キャロル」 ケイト・ブランシェットさんに聞く

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言葉にできない思い まなざしで語る 映画「キャロル」 ケイト・ブランシェットさんに聞く

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 当時は「同性愛」という言葉も一般的ではない時代だ。互いの胸の内を表現することもできない2人が、視線を交わすだけで思いを高ぶらせていく。

 「言葉にできないだけに、2人の孤独は深い。よく同性との恋愛を演じる心境を聞かれるけれど、何も変わらない。許されない恋という点では『ロミオとジュリエット』と同じよ」

 原作はパトリシア・ハイスミスの小説。7年ほど前に企画に出合い、自らエグゼクティブプロデューサーを務めるほど気に入ったが、製作は難航した。

 「これほど美しい脚本なのに、女性が主人公というだけでなかなか製作費が集まらなかった。ひどい話よ」とため息をつく。

 50年代のニューヨークは、くすんだ色調の寒々しい街として描かれる。シックな衣装のブランシェットとマーラが見つめ合う姿は、優れた絵画のように美しい。

 「ヘインズ監督から、50年代の写真家の作品や映画などを見せられ、作品の世界観をつかむのに役立ったわ。衣装は、私も参加して各場面にどんな衣装、どんなボディーラインが合うのか議論したの」

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  • 映画「キャロル」(トッド・ヘインズ監督)。公開中(ファントム・フィルム提供)。(C)NUMBER_9_FILMS(CAROL)LIMITED/CHANNEL_FOUR_TELEVISION_CORPORATION_2014_ALL_RIGHTS_RESERVED

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