【東日本大震災5年】「風化させない」誓う 福島 佐久間国幸さん
更新佐久間さんは、いわき市で妻と避難生活を続けている。元の自宅はネズミやイノシシに荒らされ、少しずつ足が遠のくようになった。
追悼式の言葉に、原発事故という悲惨な出来事を風化させたくないとの思いを込めた。「私たちの経験を子々孫々、世界中に伝えていくのが重要なのではないか」。かみしめるように、ゆっくり読み上げた。
今、各地で進む原発再稼働の動きが気に掛かっている。「原発は何も残さない。山も、川も、以前の姿ではなくなってしまった」。多くの人がふるさとを失い、避難生活を続けている事実を、国はどう受け止めているのか。「間違いのない政策を進めてほしい」。祈るような口調だった。(SANKEI EXPRESS)
