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【試乗インプレ】“味”にうるさいユーザーも納得の完成度 BMW・218d グランツアラー(前編)

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 気になるのはやはりディーゼル特有のエンジンノイズだが、こちらもかなり低く抑えられており予想以上に静か。クルマの外ではさすがにそれとわかる「ギャラギャラ」音がするけれど、音量は小さいから近所迷惑になるようなことはないだろう。

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 キャビン内は遮音がよく効いているので、意識しなければディーゼルエンジンとはわからないほど。振動も室内にはまったく入ってこない。

 素晴らしいのはアイドリングストップ後の再始動。ディーゼルエンジンは圧縮比が高い分、始動時の振動も大きくなりがちだが、まるでガソリンエンジンのように、いや下手なガソリンエンジンよりも小さな振動しか感じさせず、信号待ちからの再始動の度にディーゼルを意識させられるようなことがない。

 ホントにBMW? 違和感すら覚えるミニバンらしさ

 運転席は視点が高くて視界が広く、ボンネットが短いミニバンならではの感覚でとても運転しやすい。視点が高い分見通しがきくおかげで渋滞中のストレスも少ないうえ、頭上の余裕もたっぷりで閉塞感がないから、ゆったりした気分で運転できる。

 信号待ちでふとハンドルに目を落としたとき、真ん中に光るBMWのプロペラエンブレムに「これホントにBMW?」と違和感を覚えるほど、しっかりミニバンしている。

 ミニバンだから、セダンやハッチバックに比べるとバックドアまでは距離があるが、窓がスクエアで大きいから後方視界もよく、窓の位置がほぼクルマの後端だということに慣れてしまえば逆に車両感覚が掴みやすくて、車庫入れは楽だ。シフトをリバースに入れると、ナビ画面に表示されるリアカメラの映像にガイドの線が重ねて表示されるほか、左のドアミラーが自動で下を向いて駐車スペースの白線が見えるので、切り返さずに一発で決めやすい。

 使いである3つのドライブモード

 エンジンの出力特性やダンパーの効き具合を切り替えるドライブモードは3種類。バランス重視の「コンフォート」、燃費重視の「エコプロ」、レスポンス重視の「スポーツ」だ。

このニュースのフォト

  • 秋を迎え、色づき始めた嵐山の木々と名所「渡月橋」を背景に。BMW・218dグランツアラー
  • 一目でBMWとわかる面構え。BMW・218dグランツアラー
  • 真正面からの画像だけだとセダンのようにも見えるが…BMW・218dグランツアラー
  • ミニバンでーす。BMW・218dグランツアラー
  • BMW・218dグランツアラー
  • 前後のドアを貫くプレスラインがなければBMWとは気付かないほどのシルエット。BMW・218dグランツアラー
  • 導光式LEDの採用など、灯火類にかろうじて“らしさ”が残る。BMW・218dグランツアラー
  • 灯火類を点灯させるとこんな感じ。BMW・218dグランツアラー
  • 今回の影の主役、2リッターディーゼルターボエンジン。BMW・218dグランツアラー
  • ほれぼれするほど、洗練されたディーゼル。ガソリンエンジンと遜色ない上品さとパワーを兼ね備えている。BMW・218dグランツアラー
  • タイヤサイズは前輪(右)後輪(左)ともに205/60R16と乗り心地重視の設定。でもブレーキディスクはデカい!BMW・218dグランツアラー
  • なぜか女性に人気があるらしい、おなじみプロペラエンブレム。BMW・218dグランツアラー
  • キドニーグリルはもちろん、イカリングヘッドライトなど、ディテールはBMWそのもの。BMW・218dグランツアラー
  • ミニバンとしては小振りなドアミラー。もうちょっと大きいほうが使いやすいかも。BMW・218dグランツアラー
  • シャークフィンアンテナ(うえ)、フュエルリッド(左)、前席ドアハンドル(右)。BMW・218dグランツアラー
  • トレンドの導光式LEDを採用したテールコンビランプ。BMW・218dグランツアラー
  • 3列目シートアレンジの様子など、内装のディテールは次週のお楽しみ。BMW・218dグランツアラー
  • 小型SUVのX1と共通パーツの多いインパネ。ベースグレードでも各パーツの質感は高い。BMW・218dグランツアラー
  • X1同様、横置き前提でボンネットを短くしたことで、前後に長いキャビンを実現。BMW・218dグランツアラー
  • 京都・嵐山の名所「渡月橋」を背景に。BMW・218dグランツアラー

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