【試乗インプレ】卓越した美的センスが光るボルボ・V90 クロスカントリー(後編)
更新悪路での走行も想定したV90は、飛び石からボディ下部を守るスキッドプレート付きバンパーや、タイヤハウスを縁取るフェンダーエクステンションといったクロスカントリー専用パーツを装着している。過度にオフロード色の強いパーツで装飾すると、正統派から外れた「異端児」のように浮いた存在になりそうだが、このクルマはSUVらしさを主張しすぎないところにデザインの秀逸さを強く感じさせる。これら専用パーツの機能性を維持しつつ、エレガントな新世代デザインにすんなりと溶け込ませることで「美しい」「優雅」といった美的要素と、悪路も苦にしない「たくましさ」や「機能性」を巧みに融合させている。これなら大都会を走ったり高級ホテルに乗り付けても、ミスマッチと思われることはないはずだ。
<< 下に続く >>
これぞ本物のラグジュアリー
インテリアは高級感で満ち溢れている。ダッシュボードやシートには高級ナッパレザーとブラックウォールナット(くるみ)のウッドパネルをふんだんに使用し、ドアハンドルやスピーカーカバーにはアルミニウムを使っている。触れたときの感触や質感は、明らかに「レザー風」「木目調」「メッキ」とは違う柔らかさや重厚感がある。世の中にはちょっと背伸びした高級車が多いが、これが本物のラグジュアリーの本質だ。
インパネには12.3インチのデジタル液晶ディスプレイを搭載。スピードメーターとタコメーターの2つの計器もデジタル表示で、その間のスペースにはアウディやVWのようにナビゲーション画面を表示させることも可能。これはセンターコンソールの9インチモニターを見るよりも走行中の視線移動が少なく済み、使いやすくて何よりも安全だ。






















































