CAのここだけの話♪

〈日本人CA〉私たちが世界の空で“モテる”理由とは

 日系は親しみやすさが溢れる制服が多いように感じますが、外資系は個性が大事! 民族衣装をモチーフとした会社も多く、日本人CAにとっては着こなしがとても難しいものもあります。某アジアの航空会社では、太りすぎは厳禁。ボディラインが綺麗に見えないとCAとして失格だと、乗務前に不定期に体重測定が行われる会社もあるそうです。

 ある韓国系航空会社は全身白い制服に映えるように、肌は常に白く綺麗でいるよう心がけるのだとか。どの会社のCAも、陰ながら努力をしているのですね。

 筆者は中国の航空会社ですので、制服は全身赤色。中国を全面に主張しています(笑)。日本人にとって真っ赤な制服はとても勇気がいりますが、毎日着ていると慣れるもので空港を堂々と歩けるようになりました。外資系CAはその個性溢れる制服を着こなすため、服に合わせたお化粧や髪型を研究するなど工夫をし、本国のCAに負けないよう努めています。

 いかがでしたでしょうか。これを機に外資系航空会社にも興味を持っていただき、次回旅行をされる時の選択肢の一つとして考えていただければ幸いです。皆様、お気に入りの航空会社が見つかることを祈っています。

【プロフィル】南万里子

 みなみ・まりこ 神戸女学院大学文学部英文学科を卒業後、エネルギー専門商社へ総合職として就職。仕事にはやりがいを感じていたがCAになる夢を捨てきれず、日系大手航空会社へ転職。国内線・国際線共に乗務し、飛行機と空に魅了される。その後より国際的な環境をも求め、外資系航空会社へ転職。結婚・出産を経て現在育児休暇中。

 このコーナーはエアソルに登録している外資系客室乗務員(CA)が持ち回りで担当します。現役CAだからこそ知る、本当は教えたくない「ここだけ」の話を毎回お届けしますので、お楽しみに。内容は随時更新します。エアソルはPR、商品開発、通訳、現地リサーチ、ライター業務等、現役CAの特性を活かせるお仕事を副業としてご紹介しています。

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