CAのここだけの話♪

〈知識で勝負!〉目は鷹のごとく…七変化しても驚かないで?!

◆一言目はこちらから…

 接客業として「情報量」がいかに大切かは、もちろん安全に限りません。

 「私、日本とても好きなんだ」「私、お寿司がとても好きで、日本に旅行に行きたいと思っているんだ」「この間日本で地震があったけど貴方の家族は大丈夫だった? とても悲しいよ」。

 こういった言葉を皆さんが外国人から掛けられたらどのように感じますか。嬉しいですか? それとも不快ですか? 大抵の方は前者かと思います。筆者も、同僚の乗務員やお客様からこういったお言葉を頂くとついつい日本の良さについて熱弁しちゃったりも…。

 お客様と“初対面のコミュニケーション”を乗務員は毎便強いられます。そこで必要なのは、「情報力」です。

 簡単にいえば国ごとの観光地や名産物に食べ物、最近の情勢など些細なことで充分なのです。そこからいかに話を広げてより良い関係、絆を築けるかこれは接客業ではとても大切なことだと筆者は思いますし、もし些細なことでも何かしらの情報があれば一言目が出やすいのではないでしょうか。

 読者の皆様、乱文ではありましたが私のここだけ話、少しでも楽しくお伝えできたでしょうか。ご覧くださり、ありがとうございました。皆様と空の上でお会いできることを楽しみに待ちわびております。でもその際は、笑顔のうらに鷹のような鋭い目があることには気付かないでください(笑)。

【プロフィール】平松真依

 ひらまつまい ドイツ、韓国での留学ののち、大学在学中に中東の航空会社へ入社。現在も現役女子大学生の傍ら、CAとしてファーストクラス、ビジネスクラスの業務に従事する。

 このコーナーはエアソルに登録している外資系客室乗務員(CA)が持ち回りで担当します。現役CAだからこそ知る、本当は教えたくない「ここだけ」の話を毎回お届けしますので、お楽しみに。内容は随時更新します。エアソルはPR、商品開発、通訳、現地リサーチ、ライター業務等、現役CAの特性を活かせるお仕事を副業としてご紹介しています。

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