新作PRはSNS駆使 劇場映画「ドラえもん」が狙う客層は誰か
更新宣伝担当者は「製作発表会見前にひとつ盛り上がりを作る目的で、今回の物語の鍵を握る、ドラえもんのひみつの道具『異説クラブメンバーズバッジ』と、各キャラクターたちによるカウントダウン用のビジュアルを作成しました」と解説する。閲覧者は「何かが始まるんだな」と気をもむことになる。
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藤子プロ公式LINEやツイッターアカウントなどのSNS(会員制交流サイト)を駆使、テレビ朝日局舎入り口に設置された電子掲示板でもこのビジュアルを表示するなど、公式サイトへの誘導には力を入れた。
「どんな情報が発表されるのかは一切明かされていない。ひみつ道具やキャラクターを印象的に見せ、サイトをごらんになった人の想像力をかき立てるような設計にしました」と宣伝担当者。
見る人をじらす「ティザー広告」の手法だが、ドラえもんの映画としては初の試みだという。
効果は?
「何が始まったんだ」「何のカウントダウン?」-。カウントダウンPRはネットニュースなどでも取り上げられ、ファンのから大きな反響があった。