SankeiBiz for mobile

首相、TPP年内妥結へ積極的に貢献 APEC首脳会議きょう開幕

ニュースカテゴリ:政策・市況の国内

首相、TPP年内妥結へ積極的に貢献 APEC首脳会議きょう開幕

更新

 21カ国・地域の首脳が経済問題などを議論するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が7日、インドネシアのバリ島で2日間の日程で開幕する。オバマ米大統領が欠席するなか、日本から参加する安倍晋三首相が、APECの経済統合推進の柱になる環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)早期妥結に向け、推進力を発揮できるかが試される。

 安倍首相は6日午後、関西空港からインドネシア・バリ島に向け政府専用機で出発するのに先立ち、記者団に「(TPP交渉の)年内妥結に向け、議論がいい方向に進むよう積極的に貢献したい」と表明した。中韓両国首脳との対話を模索する考えも示した。

 TPP首脳会合について首相は「オバマ米大統領が参加できないのは大変残念だが、TPPは日本や関係地域にとって国家百年の計だ」と重要性を強調。中韓首脳との接触に関し「時を捉えて意見交換したい。対話のドアは常に開いていると発信したい」と述べた。

 首相は7日にAPEC関連会議で経済政策「アベノミクス」について講演し、各国首脳や経済人に対しデフレ脱却に向けた経済対策と、消費税率8%への引き上げで財政再建を図る考えを説明する予定だ。

 同日午後にはロシアのプーチン大統領との会談を調整している。平和条約締結に向けた北方領土交渉の進展について意見を交わし、人的交流の拡大で一致する見通しだ。

 9日からブルネイに移り、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に参加。各首脳会議の合間を縫ってブルネイやオーストラリア、ニュージーランドなどの首脳と個別に会談する。関係が冷え込む中国の習近平国家主席、韓国の朴槿恵(パククネ)大統領との正式会談は見送られる公算が大きい。

ランキング