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韓国に流れた船舶貨物を取り戻せ 大阪港に巻き返しの秘策はあるか

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韓国に流れた船舶貨物を取り戻せ 大阪港に巻き返しの秘策はあるか

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 日本政府は平成22年年8月、阪神港(大阪、神戸)と京浜港(東京、川崎、横浜)を「国際コンテナ戦略港湾」に選定、機能強化に向け出資する方針を打ち出した。だが、「アジアの主要港湾をしのぐコスト・サービス水準の実現」「港湾コストを釜山港、高雄港並みに低減」「現状3~4日のリードタイムをシンガポール並みの1日程度に短縮」-という目標はあまりに高く、遠い。

 ハブ奪還にむけた大事業

 大阪港では日本のハブ(中枢)港湾化を再び目指し、平成32年度までの約30年間で1792億円の事業費をかけた大事業が進む。

 舞州(まいしま)地区では、耐震構造を備え水深15~16メートルと大型コンテナ船に対応可能な大規模なコンテナターミナルを順次整備する拡張工事が進行。ターミナル近くには貨物取扱施設を設け、物流機能を強化する。陸送も含めた利便性で、釜山港に奪われた中四国や九州の各港湾の輸出向け貨物を奪還するシナリオだ。

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