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米FRBが量的緩和さらに縮小 2月から米国債の購入減額

ニュースカテゴリ:政策・市況の海外情勢

米FRBが量的緩和さらに縮小 2月から米国債の購入減額

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 【ワシントン=柿内公輔】米連邦準備制度理事会(FRB)は29日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、米国債などを大量に購入する量的金融緩和策について、購入額を月750億ドルから650億ドル(約6兆6400億円)に2月から縮小することを賛成多数で決めた。米景気が勢いを増し、前月に続いて追加減額が可能と判断した。

 FRBはFOMC後に発表した声明で、「ここ数四半期で成長が上向いている」と景気認識を上方修正。労働市場の見通しも改善しており、今後も雇用や物価情勢がFRBの見通し通りに改善を続ければ、さらに量的緩和の規模を縮小する姿勢を示した。

 新興国の通貨下落に伴う金融市場の混乱も、トルコやインドが相次いで利上げを決めて動揺はやや収まった。ただ新興国経済の先行き懸念は根強く、FRBは「経済見通しにはリスクもある」と指摘。引き続き経済状況と金融市場の動向を注視するとし、事実上のゼロ金利政策についても当面維持する方針を決めた。

 FRBは昨年12月のFOMCで、1月から購入額を月850億ドルから100億ドル減額することを決めた。

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