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韓国はどちらにつくか 中国の野望“反米反日インフラ銀行”のきな臭さ

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韓国はどちらにつくか 中国の野望“反米反日インフラ銀行”のきな臭さ

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 象徴の一つがAIIBをめぐる駆け引きだ。

 中国財政省がAIIBの設立準備の着手を発表したのは今年3月。習氏と李克強首相が2013年10月に東南アジアを歴訪した際に設立を提唱した。日米が主導的役割を果たしているアジア開発銀行(ADB)を補完する存在としているが、その説明を真に受ける国はない。

 ADBは、アジア・太平洋地域の開発途上国のインフラ整備を通じた経済発展を目的に1966年に設立された国際金融機関だ。財務官僚だった黒田東彦氏(現・日銀総裁)がADB総裁を務めるなど旧大蔵省からもトップを輩出。米国と日本が大口出資国となっている。

 一方、AIIBは、ADBに対抗する機関と位置付けられる。

 参加が予想されるのは親中の東南アジア諸国連合(ASEAN)や中東国などの国々で、米国、日本、インドは不参加になる見通し。参加国を増やしたい中国は韓国に熱烈なラブコールを送っているが、これを米国が牽制する構図になっている。

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