SankeiBiz for mobile

青島ビール 品質、消費者対応で口コミ1位 ネットビッグデータ調査

ニュースカテゴリ:政策・市況の海外情勢

青島ビール 品質、消費者対応で口コミ1位 ネットビッグデータ調査

配信元:中国新聞

更新

山東省青島市で8月に行われた第24回青島国際ビール祭り。同月末までの16日間にわたり市内5会場に多くのビールブランドが出店し、来場者は食とビールを楽しんだ(中国新聞社)  中国統計情報サービスセンター(CSISC)は国営新華社通信のニュースサイト「新華網」や国家品質監督検験検疫総局の情報サイト「中国質量(品質)新聞網」と共同で、中国のビール産業について初めてインターネット上のビッグデータ研究報告「中国ビールブランド口コミ研究リポート(2013)」を発表した。市場でよく知られるビール18ブランドのうち青島ビールは評価が高く、口コミランキングでトップだった。

 ◆輸入ものより国産

 総合ブランド知名度、消費者対応、品質認知度、企業評価、製品評価、ブランド健全度の6項目のうち、青島ビールは消費者対応や品質認知度、企業評価で優れた成績をあげた。第2位は華潤雪花、第3位は燕京ビールだった。金星ビール(河南省)と西蔵青●ビール(チベット自治区)は地域的な要因で認知度が低く、他の項目でも評価が伸びなかった。

 ビール産業は中国の醸造業の中で最も歴史が浅く、過去20年間で急成長している。近年は種類が増えて品質が向上し、消費者のニーズにも応えられるようになった。

 CSISCは国内市場で比較的有名な50以上のビールブランドをビッグデータの手法を使って観測し、ネット上で関連する検索結果が多かった18ブランドを調査対象とした。18ブランドのうち、輸入ブランドは6種類。13年度のデータによると、輸入ビールはハイエンド市場で大きなシェアを占めているが、高価格が影響して大衆市場では振るわず、末端の口コミでは国産ビールが輸入ビールを上回る結果となっている。

 消費者に好評だったのは缶ビールで、評価ポイントは品質と価格、見た目に集中していた。きちんとした本物の味(濃厚)で口当たりが良く、コストパフォーマンスに優れた商品に人気があった。

 ◆数億人分の情報

 中国国際広報協会の鄭硯農常務副会長は「あるブランドの競争力を測るには、消費者の口コミをみればよい。このリポートは数億人に上る消費者のデータを採用しており、指標体系も科学的で客観的だ。現在はビッグデータの時代で、情報は速く、透明性が高い。企業はこの変化を十分に認識し、しっかりとした商品づくりで消費者の口コミによって市場を獲得する必要がある」と指摘している。

 CSISCの江青ビッグデータ研究執行主任は「ブランド企業は消費者の要望や口コミの研究に力を尽くし、高品質で多様な、個性的な商品を開発し、より良いサービスを提供しなければならない。ブランドのアップグレードはいまやビール大手各社が直面すべき重要課題。各ブランドは引き続き民意を尊重し、評価を高め、中国ビールのイメージを国民の胸に刻んでほしい」と語っている。

 中国酒業協会の王延才理事長によると、一定規模以上のビールメーカーの13年の生産量は、前年比4.59%増の5061万5400キロリットルだった。

 同リポートは中国ビール産業の今後の発展傾向について、製品を重視し、消費者のニーズを中心とする市場競争が主流になり、商品開発と技術が企業対決の決め手になることや、全方位の商品価値提供を重視する方向に向かうと分析している。(中国新聞社)

●=禾へんに果

ランキング