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中台自転車貿易 関税減免策で拡大 江蘇省の見本市で交流活発化

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中台自転車貿易 関税減免策で拡大 江蘇省の見本市で交流活発化

配信元:中国新聞 更新

 台湾区自転車輸出業同業公会の羅祥安理事長によると、昨年、中国大陸から台湾への自転車輸入台数は約49万台、部品輸入高は4億7000万ドル(約508億4460万円)強だった。台湾から大陸への自転車輸出台数は25万台、部品輸出高は1億500万ドルだった。

 双方の貿易総額は約7億ドルで、羅理事長は「(中台間の自由貿易協定に当たる)経済協力枠組み協定(ECFA)のアーリーハーベスト(先行的に自由化を進める措置)による関税減免策が、高い効果を上げている」と評価している。

 また羅理事長によれば、昨年、中国大陸と台湾を合わせた自転車生産台数は1億2000万台に近づき、世界最大となった。台湾で生産される自転車の9割が輸出用で、昨年の輸出価格は1台当たり平均450ドル、輸出総額は17億ドル強だった。部品輸出額は9億ドル強で、完成車と合わせると約27億ドルに上っている。

 ◆不足補い産業強化

 台湾製品の精密さと中国大陸の生産量が結びつくことで、双方の不足を補い、産業強化を図ることができるほか、アジアひいては世界的にもより強い発言権を獲得できるとみられている。

 中国自転車協会の馬中超理事長は「今回の展示は中台両岸およびアジアの自転車メーカーや部品メーカー、消費者の間で双方向の交流を実現したもので、自転車産業のアップグレードを加速するだろう」と評価。

 また、「アジア自転車産業連盟の設立準備をすることは貿易障壁の解消に役立ち、アジア地域における自転車文化の更なる普及と繁栄を後押しし、産業間の多角的協力プラットホームの構築を実現させるものだ」と期待を示した。(中国新聞社)

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