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米財政赤字、15会計年度は縮小へ 議会予算局が予測
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【ワシントン=小雲規生】米議会予算局(CBO)は26日、2015会計年度(14年10月~15年9月)の財政赤字が4680億ドル(約55兆4千億円)となり、15年度実績の4830億ドルから縮小する見通しだと発表した。国内総生産(GDP)比でみても14年度の2・8%から15年度は2・6%に減り、07年度以来の低水準になるとしている。
15年度は社会保障費などの増加で歳出は拡大するが、減税措置の失効や景気拡大による歳入の増加の結果、財政赤字が縮小するという。ただCBOは財政赤字のGDP比は18年度からは増加に転じ、債務残高のGDP比は25年度には79%に達するとみている。
またCBOは同日、経済成長の見通しも発表し、15年の実質GDPは前年比2・8%増加し、14年の見込みである2・2%から加速するとの試算を示した。失業率は15年平均で5・5%となり、14年平均の6・2%から改善するとみている。