SankeiBiz for mobile

消費者物価上昇幅さらに縮小 12月0.5% 3カ月連続1%割れ

ニュースカテゴリ:政策・市況の国内

消費者物価上昇幅さらに縮小 12月0.5% 3カ月連続1%割れ

更新

 総務省が30日発表した2014年12月の全国消費者物価指数(10年=100)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.5%の上昇の103.2となり、19カ月連続でプラスとなった。ただ、原油価格の大幅な下落を受けて上昇幅は11月の2.7%から0.2ポイント縮小。4月の消費税率引き上げによる押し上げ分を除くと0.5%となり、上昇幅が1%を割るのは3カ月連続となった。食料品などが上昇したものの、ガソリンが1年7カ月ぶりに、灯油価格が2年4カ月ぶりに下落したことで上昇幅が抑えられた。

 同時に発表した14年平均の指数は前年比2.6%上昇の102.7となり、2年連続でプラスとなった。上げ幅はバブル末期の1991年以来、23年ぶりの大きさとなった。昨年4月の消費税増税と円安に伴うガソリンなどエネルギー価格の上昇が影響した。総務省の試算では、消費税増税の押し上げ分(1.5%)を除くと1.1%の上昇になるという。

 一方、総務省が同日発表した14年12月の2人以上世帯の家計調査によると、1世帯当たりの消費支出は33万2363円。物価変動を除いた実質で前年同月比3.4%減で、9カ月連続のマイナスだった。

 ■2014年の主要経済指標

 鉱工業生産指数 99.0 前年比2.1%上昇 改善

 有効求人倍率(季節調整値) 1.09倍 同0.16ポイント上昇 改善

 完全失業率(季節調整値) 3.6% 同0.4ポイント低下 改善

 全国消費者物価指数(生鮮食品分除く) 102.7 同2.6ポイント上昇 改善

 1世帯当たり消費支出(12月、実質) 33万2363円 前年同月比3.4%減 悪化

ランキング