若い人に遠慮するのが正しき作法であるとも思っているのだろう。社会や環境を二次元チャートのように把握しているから、どうしても「この象限で若い人のお邪魔虫にならぬように」とポリティカルコレクトネス的態度をとろうとする。
方向が逆なのだ。
自分たちが新規開拓に夢中になれば、次世代の足をひっぱるなんて、時間がもったいなくてやっていられない。どちらかといえば、「そんな面白いことやっているなら、混ぜてください」と若い人に言われたい。
若い人が徐々に多数派になりそうになれば、さっさと次の新開拓地を探しにでる。冒険を厭わない。
「若造にはこんな知的興奮、分からないだろう」と面白がりながら、決してクローズドではない世界を広げていく。
やるなら、こっちでしょう。
それなのに、そうしない。そして、若い世代に気を遣った態度ばかりとり、その裏でミレリアルやZ世代について同世代に解説するマーケットがある。
二週連続、似たようなテーマになってしまったが、これはかなりややこしい話になっている。だから、なるべく言葉を尽くしておきたい。要は、世代間格差を埋めようと言い、若い世代を頼りにしようと言い、それ自体がビジネスになっている。
だから、「ユースウォッシング」とうさん臭い目で若い世代から見られる。