【最強のコミュニケーション術】意見が食い違ったら、どうしている? 「自覚」と「使い分け」でトラブルは減る (2/3ページ)

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テストでわかる4つの傾向

 さて皆さんは、どの項目が多かったでしょうか。

 このチェックテストは心理学者のトーマスとキルマンの理論をベースに、筆者が作成した簡易的なものですが、あなたの傾向を大まかに、次の4タイプに振り分けることができます。

 Aが多かったという人は「主張」、Bは「譲歩」、Cは「協調」、Dは「先送り」のコミュニケーションをとる傾向が強い可能性があります。(自分のタイプをより正確に知りたい人には、企業研修などで利用される「トーマス-キルマン コンフリクト・モード検査」という心理検査をお勧めします。)

 「Cの協調ができるようになればいいのか」と思う人もいると思いますが、対立のときのコミュニケーションタイプに優劣はありません。自分の傾向を自覚したうえで、場面に合わせて、それぞれを使い分けるのが理想です。

 3つの設問をチェックしてみて「そのときによって違うな」と思った人は、すでに使い分けができている可能性が高いでしょう。

ポイントは「使い分け」

 では次に、どのように使いわけがいいのかを一つずつ見ていきましょう。想定されるビジネスシーンで考えてみます。

 ◆スピード重視なら「主張」

 明らかに自分の意見が会社のためになるケース、スピードを要するケースなどでは「主張」のコミュニケーションを選ぶのがよいでしょう。

 【例】「この案件は先方の担当者からの情報で、予算よりもスピード重視で間違いありません。このまま進めてください」

 相手は自分が正しい意見を言っていると考えています。それを考慮したうえで、本当に主張が必要な案件なのかを判断するのがポイントです。

反射的に発言しない