「類友」とよく言いますが、幸せ度合いも相互に関係し合ってしまうのです。あなたが持っている人脈が、ハッピーな人達で構成されていれば、あなたは確実にハッピーになりますし、逆にあなたの人脈があまり良くない状況の人達で成り立っていると、あなた自身までが不幸になってしまう…ちょっと怖いですよね。人脈メンテナンス力は、確実にあなた自身の幸せを大きく左右するのです!
有益な人脈とは、「知らない人」である?!
さて、では人脈はどのように形成していくことが望ましいのか。
一般的に人脈とは、身近な濃い関係性を思い浮かべることと思います。もちろん個人的な身内関係、友人関係という点ではその通りです。
一方、今回、仕事の側面で考えてみますと、全く逆のアプローチが必要となります。自分から「遠く離れた関係性」を築くことが、有益な人脈形成の第一歩となるのです。
スタンフォード大学社会学部教授のマーク・グラノヴェッターが唱えた、「弱い紐帯理論(The strength of weak ties)」をご存知でしょうか。社会学者のグラノヴェッターが共同体の中での情報の伝播の仕方について研究し明らかにしたもので、<非連続的な良縁は、身内のネットワークではなく、少し遠い知り合いからもたらされる>というものです。
グラノヴェッターはこの理論を、実際の転職活動をサンプルとして明らかにしました。その著書名も『転職 ネットワークとキャリアの研究』です。
有益な転職先の情報は、身内や友人、同僚などからはなかなか出てこず、つながりの薄い知人や平素付き合いのない知り合いなどからほとんどもたらされているということを、グラノヴェッターは明らかにしたのです。
今回の社長を目指す法則・方程式:
マーク・グラノヴェッター「弱い紐帯理論」