食品調達基準の認知度向上を図る取り組みは、外食分野でも動き出している。3月20日に東京・有楽町でオープンしたビュッフェレストラン「グランイート銀座」は調味料などを除き、野菜や肉類など約9割の食材は、生産管理工程で食品安全や環境などに配慮していることを示す「GAP認証」を受けた農家から直接調達したという。
72席の店内には、ローストビーフなどのメーンディッシュをはじめ、冷菜やデザートに至るまで常時約40品目が並び、過去の五輪の選手村で提供されたメニューもそろえたという。目の前でシェフが料理するライブ感が食欲をそそるほか、天ぷらなどは揚げたてを注文できるのも売りだ。
運営会社グランイートの武田泰明社長は「本当に伝えたいことはGAP認証食材という点だが、まずレストランとしておいしく、楽しく料理を食べていただくことで、GAP認証のことも知ってもらえるのではないか」と手応えを語った。(佐久間修志)