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日本国際賞受賞者に聞く(上) 「らせん高分子」開発で製造技術を大きく発展 (3/3ページ)

 世界中で海や河川の汚染が深刻化している微小な「マイクロプラスチック」の問題も憂慮し、高分子化学の専門家として「便利な世の中になってはいるけれど、環境負荷をどう減らしていくかを考えていかないといけません」と戒めている。(下は明日掲載します)

【用語解説】日本国際賞

 「国際社会への恩返しの意味で、日本にノーベル賞並みの世界的な賞を」との政府の構想に、賛同した松下電器産業(現パナソニック)創業者の松下幸之助氏が私財を寄付して実現。昭和57年に運営主体の日本国際賞準備財団(現国際科学技術財団)が発足、60年に第1回授賞式を開催した。今年で35回を数え、日本国際賞受賞後にノーベル賞を受けた研究者も多数いる。毎年2つの授賞分野を選定し、各分野に賞金5000万円が贈られる。今年は「物質・材料、生産」分野で岡本氏、「生物生産、生態・環境」分野で米オハイオ州立大学のラタン・ラル特別栄誉教授(74)が選ばれた。

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