ビジネスパーソン大航海時代

世界を良くするライジングサンへ ファンド投資家という生き方~航海(9) (1/5ページ)

小原聖誉
小原聖誉

 今回は、企業・個人から7億円強を集めファンド組成し、スタートアップへ投資を行っている郡裕一さん(36歳・ベンチャーキャピタルREALITY ACCELERATOR代表パートナー)についてお話させてください。

 企業向けの投資ファンドは、2016年にソフトバンクグループの孫正義さん(会長兼社長)が作ったものがよく知られていますが、彼はなんと34歳の時にそれを実現しました。お話を伺うと、ビジョンをもちつつ現実的なカードを切り、着実に大きい成果に近づく姿を感じました。

 やがては未来の日本を背負って立つライジングサンになるのではないでしょうか。

 インタビューをご覧ください。

 ファンド投資家として13社に出資

 REALITY ACCELERATORは2017年に立ち上げたファンドで、SaaS(月額サブスクリプションでシステム提供)型やAI(人工知能)を活用したBtoBビジネスのスタートアップに特化して投資を行っているそうです。

 どのような経緯でファンドを作られたのでしょうか。

 「実はファンドをすぐに作ったわけではないのですよ。2012年からずっとスタートアップへ、投資以外の支援をしていたのです。そこから5年経ってファンドを作ることになりました」

なるほど、活動の延長にファンド作りがあったわけですね。

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