働き方ラボ

あなたの「クールビズ」は正直ダサい 社内外で信頼を勝ち得る服装の流儀 (1/3ページ)

常見陽平
常見陽平

 オフィス街に幽霊が現れる。「クールクズ」という幽霊が!

 まるでマルクス、エンゲルスの『共産党宣言』のような書き出しになってしまったが、要するにクールビズが劇的に似合わない人たちのことについて熱く語りたいというだけの話である。

 5月になり、クールビズが始まった。この時期、オフィス街に、まるで中学生のような半袖とパンツの人たちが現れるのである。クールビズが劇的に似合わない人たちを、私は「クールクズ」と名付けることにしたい(※過激な表現ですみません)。

 クールビズというムーブメント自体を否定するつもりはない。四季があり、特に5月から9月にかけては気温や湿度が劇的に上がる日本において、スーツを着続けることは苦行そのものである。時短運動に矮小化されがちな「働き方改革」だが、働きやすい服装で仕事をする権利を労働者は主張するべきである。クールビズはもちろん省エネのための取り組みでもある(クールビズなのにも関わらず、キンキンに冷えているオフィスというものは散見されるのだが)。

 ただし、機能性を重視しすぎるあまりに、楽な格好をすることを目的化したり、似合わない格好をするのも問題だ。似合わない格好で印象を悪くしていないだろうか。社内外の人から信頼を失っていないだろうか。

 クールビズに関しては、襟や柄で主張しようとして過剰なまでに派手になっているシャツの人、逆に過剰なまでに安っぽい半袖白シャツを着ている人、安っぽいアクセサリーで自己主張している人などが気になってしょうがない。一部の中学生や高校生が、2年生くらいになったとたん、校則に違反するような制服を着出すが、無理していて似合わなくてダサいという光景を思い出す。

 透けて見えるのは「歩くセクハラ」

 いや、似合わないのはまだいい。下着を着ないで半袖のワイシャツを着る人などは、マナー違反も甚だしい。体が透けて見えるのは、歩くセクハラである。女性だけでなく、男性も不愉快にする。パンツのシワが目立つなど、服のメンテナンス不足も問題だ。

 季節限定のクールビズだけでなく、最近では、いかにもカタそうな業界・企業でも、服装の自由化が進んでいる。昨年100周年を迎えたパナソニックでもデニム勤務OKの部署が登場した。

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