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空白期間がある場合は赤信号、転職する時に大損しがちな年金の注意点 (2/4ページ)

 国民年金保険料の滞納、放置は厳禁

 厚生年金保険は保険料の半分を会社が負担、もう半分は給料から天引きして会社が納付してくれるが、国民年金加入では自身で保険料を支払う。

 未払いがあると、老後に受け取る年金の額に影響するし、重い障害を負った場合に支給される『障害年金』や、死亡の際、遺族に支給される『遺族年金』が受け取れなくなる可能性もあるなど、リスクが大きい。漏れなく手続きをし、確実に保険料を支払おう。

 万一、収入がなくて支払いが難しいといった場合も、放置するのは厳禁だ。収入が減って納付が難しいなど、一定の要件を満たせば保険料が免除される制度や、納付が猶予される制度もある(納付猶予制度は50歳未満が対象)。免除制度では、全額、4分の3、半額、4分の1のいずれかが免除される。

 保険料免除制度、納付猶予制度を利用すれば、保険料を払っていない(一部しか払っていない)状態でも、年金が支給されるかどうかを判定するための『受給資格期間』に算入される。放っておけば未加入だが、きちんと手続きすれば、未加入は避けられる。

 将来受け取る老齢基礎年金(国民年金部分)の額は加入期間(保険料を支払った期間)によって金額が決まるが、保険料が免除された期間の分も、一部が年金額に反映される(納付猶予の期間分は、年金額には反映されない)。これも、放置するのとは雲泥の差だ。

 仕事を持っている人にはピンとこないかも知れないが、収入が減る可能性が絶対にないとは言い切れない。手続きをせずに未加入にしておくのはデメリットが多いので、手続きは怠らないように気を付けよう。

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