ゲートまで進んでから誤りに気づいた場合、インターホンを使って係員に告げれば、係員が一般道への退出路を開き、そのまま出ることができる。だが、インターホンの案内表示がないためか、立ち往生する車も確認されたという。
NEXCO西日本九州支社では5月上旬、ゲートに「間違えた方は(インターホンの)ボタンを押してください」と明記するなど案内表示を改善。誤進入防止の路面標示やポールも増やし、5月の誤進入は約90件に減少した。支社の担当者は「今後ともお客さまが安全に走行できるように努めたい」としている。
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SICは平成16年以降、全国各地で整備が進み、国は26年から、出入り口から高速道本線までの整備費を半額補助。今年3月末時点で開通済みのSICは全国126カ所に増え、50カ所以上が整備・準備中となっている。
だが、思わぬ誤進入で立ち往生すれば後続のドライバーにも迷惑をかけるほか、深刻な事故にもつながりかねない。交通政策に詳しい安部誠治・関西大社会安全学部長は「SICは観光客などなじみのない人には仕組みが分かりづらい。どこで間違いが起きるのか、管理者の立場ではなく、利用者目線のヒアリングが必要だ」と話している。(小笠原僚也)