話の肖像画

デジタル使いこなし、より良い会社へ ファストリ・柳井正氏(6) (1/3ページ)

 デジタルを使いこなす

 〈次世代をにらんだ企業改革「有明プロジェクト」を進めている。その一つが、ITを駆使して、世界中の生産工場、倉庫、店舗がシームレスに(継ぎ目なく)つながるサプライチェーン構築という「物流革命」だ〉

 取り組んでいる有明プロジェクトの推進で見えてきた大きな成果の一つが、物流改革です。日本を代表する物流機器メーカーのダイフク社との協業により、プロジェクト始動から2年もたたずに、最新の自動化機器・システムを有明倉庫に導入することができました。

 有明倉庫は、ユニクロのインターネット通販専用の自動化倉庫として、昨年秋からフル稼働しています。ファーストリテイリンググループの物流改革の幕開けです。すべての商品にICタグを導入しているため、有明倉庫での商品の搬入、仕分け、商品の取り出し、検品などの作業プロセスはほぼ無人で行うことができます。注文から1時間内で商品発送し、繁忙期の人手不足による配送遅延問題も解決されました。今後3年間くらいで合計1千億円程度の投資を行い、将来的には世界中のファーストリテイリングの拠点に自動化倉庫を導入したいと考えています。

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