話の肖像画

ご縁とは本当に不思議 ファストリ・柳井正氏(17・終) (1/2ページ)

 ご縁とは本当に不思議

 〈スポンサー契約を結ぶテニスの錦織圭選手の功績に平成26年、1億円を贈呈。うち5千万円を個人で負担した〉

 いいところまでは行くんですけど、いつも肝心なところで負けている。最近も会いましたが、僕が「頑張れよ」というもんだから、プレッシャーになっているかも。

 〈趣味のゴルフは〉

 週末にやっています。ハンディと実力は違うので、ハンディは公表しません。商談でも回ることはありますが、やはりゴルフが本当に好きな人と回るのが大事だと思います。息子と回ることも時々あります。自宅に打ちっ放しのケージも作って使っていますが、これだけゴルフに投資して、これほど下手な人もいないんじゃないかな。

 〈東証1部に上場したのは11年。その5日後に父、等氏は79歳で他界した〉

 父が死んだときの定期預金の残高は6億円でした。こつこつためてぜいたくをせず、事業に金を投じ、子供たちに金を残した。私は財産を使い切って死のうと思いますが、さあ何に使うか。私もぜいたくはできないが、上場して好きなだけ高価な本を買えたことが一番うれしかったですね。

 創業は昭和24年で僕が生まれた年。結構古くなりましたね。自分は何周年とか、一度も気にしたことがない。還暦祝いとかも全て断ったんです。あんなのやるなと。健康法は、風呂に入って2キロとか軽いバーベルを回して、ストレッチしています。孫もいてかわいいんですけど、遊びに来ても僕が仕事をやっている最中が多いので、嫌がられています。

 〈経営学者P・F・ドラッカーの著書に感銘を受けたという〉

 今でも読み返しますよ。学生の頃も1回くらい読んだと思うけど、全然ぴんとは来ませんよ、仕事をやっていないと。最近は、ライシャワー元駐日大使の自伝を読んでいます。日米、日中、先の大戦、日本を中心にした世界史ですね。

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