「直近の展開として、中古の漁船・漁網・魚群探知機などのCtoCマーケットプレイスをコミュニティ上に開設する予定です。日常的にアクセスするコミュニティサイトの上で機器を売買できるようになることでフリークエンシーが上がり、取引が生まれやすくなると想定しています。さらに、メーカーや年式などの漁業機器に特有の情報を入力できるようにすることで、漁業者にとって便利な販売の場になると考えています」
なるほど。国内で最も漁業関係者が集まる場所を作れたら実現は容易そうですね。
「簡単というつもりはないですが、触れ合っている漁師の方々から切望されています。自分が漁師関係者出身でないことが功を奏していて、みなさんとフラットに向き合え、インサイトに沿った事業開発ができます。また、最近では漁業の特定領域で世界トップシェアの企業ともディスカッションが進んでいます。ニッチでもNo.1と言える事業を手がけている果実を感じています」
オープンで善なる経営を目指す
今までを振り返ってみてどう思われますか。
「私は起業家としての自分の仕事が好きです。子供の時に人類の役に立ちたいと思った気持ちが、自分なりに手応えを持って形になってきているからです」
お話をしていてすごくお話がわかりやすく、また正直な方だと思いました。
「ありがとうございます。自分はオープンで善なる経営を目指しています。困っている時に困っていると言えるのが強みだと思っています」
困っているというのはなかなか難しいことですがなぜやろうと思うのですか?
「結果ファーストだからです。経営者が抱え込むよりも、課題を共有することで関係者皆で解決を図る方が早いので合理的だと思うからです」
最後に質問です。どのような経営者になりたいと思っていらっしゃいますか?
「人から応援される経営者になりたいと思っています。そのために事業やステークホルダーとのやり取りも誠実にやり切っていきたいと思っています」
山口さんありがとうございました。
【ビジネスパーソン大航海時代】は小原聖誉さんが多様な働き方が選択できる「大航海時代」に生きるビジネスパーソンを応援する連載コラムです。更新は原則第3水曜日。アーカイブはこちら