お勧めなのは「軽い運動」「マッサージ」「いつもより多く寝る」といった身体の負担を軽減するような気晴らしです。新年ですので、普段は買わない入浴剤を使ってみる、いつもよりいい紅茶を飲むといった気晴らしはいかがでしょうか。心が喜ぶ「身体に優しい気晴らし」を探してみてください。
予定は時間だけでなく〇〇の余裕を考慮して立てる
冬は日光に当たる時間も減りますので、精神を安定させる脳内物質「セロトニン」不足から気分が沈むといったこともあるかもしれません。
予定を立てるときは、時間の余裕をもったスケジューリングをしましょう。「遊びやプライベートの予定なら影響がない」と思うかも知れませんが、休み明けは気持ちの余裕がいつもより少なくなっています。時間だけでなく、気持ちに余裕がもてるように予定を調整しましょう。断る勇気も必要です。
今年もコロナの影響で落ち着かない時期が続きそうです。心の疲労が溜まっている方もいると思いますので、この休み明けは無理せず少しずつ調子を上げるようにしてください。
「自分は大丈夫」という方は、「辛い人がいる」ことも少しだけ意識するようにしてください。部下や家族などに、普段と同じような取り組み方を求めない、プレッシャーをかけ過ぎないというのも、この時期に大切にしたいコミュニケーションの課題です。
【最強のコミュニケーション術】は、コミュニケーション研究家の藤田尚弓さんが、様々なコミュニケーションの場面をテーマに、ビジネスシーンですぐに役立つ行動パターンや言い回しを心理学の理論も参考にしながらご紹介する連載コラムです。更新は原則毎月第1火曜日。アーカイブはこちら